2009年01月08日
断熱性能の高い住居への住み替えが、その後の体調や健康状況を良好にしていると、「安全な住環境に関する研究会」が報告した。大阪を拠点とする同会は、住環境に起因する健康被害の知見を蓄積し、より安全・安心かつ快適な住宅環境づくりを提言している。同会は08年、断熱性能の高い住宅に住み替えた101世帯343人を対象に住み替え後の健康状態をヒアリングした。その結果、手足の冷えが解消する、せき、のどの痛み、喘息が改善するなど、体調の向上や病気発症の抑制が確認された。
花粉症やアレルギー性鼻炎など、住み替えによって増加した症状もある。これは新建材の使用や住まい手の年齢、花粉密度の高い地域に引越したことなどによるものと分析している。
さらに、住み替え前の戸建て住宅の居間や浴室、脱衣室について、97%が「寒い」と感じていたこともわかった。

